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市議会レポート

1:3月議会終了!平成23年度予算決定!
2:松戸市立病院建替計画検討委員会終了し、答申でる!

原ゆうじ議会報告(2011年4月24日作成)

 皆様、春暖の候いかがお過ごしでしょうか?このたびの東日本大震災で被害、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
さて、市議会議員になりまして2回目の議会(3月議会)が終了いたしました。

主な内容としましては、上記にありますように、23年度の予算案が決定されました。又、直接の議員活動ではありませんが、市長が諮問して作りました「松戸市立病院建替計画検討委員会」が終了し、答申が出ましたので、御報告させて頂きます。


1:23年度予算について 一般会計総額 1,259億5千万円 対前年度比69.2億円

      市民一人当たり ¥263,036

(主な歳入)市税663.3億円(10.5億円減)

      国庫支出金246.7億円(32.7億円増)

      市債 97.2億円(18.9億円増)

      (5.8%増)

(主な歳出)民生費570億円(63.6億円増)

      教育費134億円(5.6億円増)

      総務費123億円(12.6億円減)

 今回の予算審議では、震災の対応もあり、かなりのスピード審議となりました。私も震災の素早い対応をするために予算案すべての議案に賛成としました。しかし、病院予算においては、その予算達成に対し疑問をもちましたので、討論において、2つの提案をさせていただきまして、賛成とさせていただきました。
私の今回の予算に対する考えですが、市税収入が10.5億円減少する見込みの一方で、経常的な経費が増加する厳しい環境になっています。しかし、松戸の未来の為、柏、市川などの近隣都市との競争に勝つためには投資もして行かなくてはならないと思います。又、そのことにより、将来の市税増収も見込めるのではないかと考えます。問題なのは投資の原資です。この厳しい財政環境の中でその原資を見出すためには、やはり歳出の削減だと思います。具体的には、歳出の中で「市立病院への市税の繰入(約20~25億円/年)の削減」と「総人件費のさらなる抑制」これにより、原資を見出すことが可能ではと、考えます。そのためにも2つの市立病院の経営の健全化、行政のスリム化の提案を議員の一人として推し進めていきたいと思っています。

2:建替計画検討委員会(市民3人医師5人他2人)答申でる!

 10月から、話し合いが行われておりました、上記委員会が、3月28日で終了致しました。
しかし、結果としましては、「現地で安く建て替えをすべき」とのわたしの考えとは、かけ離れた内容の答申となってしまいました。

(答  申)
現地建替えは困難

(主な理由)
1:工期が6~7年と長い
2:高い費用(建設費135億円)
3:工事期間中の約60億円の減収
4:工事期間中の患者療養環境の悪化

(提  言)
東松戸病院の建替えも検討する

 これに対し、市長は以下のコメントをしています。

①「今回の建替え問題は耐震性に問題のある1号館(約1万㎡)の建替えだが、
  委員会では規模を大きくして4.5万㎡の建替えを検討した。よって、工期、費用がかさむ結果となった。」
②市長マニフェストについては「450床64億円の建築費は変更しない。そのための腹案がある。」


 私としましては今の段階で内容の一つ一つをコメントすべきではないと考えますが、なぜ「現地(上本郷)で、いかに安く建替えるか」を検討する委員会で、このような答申がでたのか?又、市長は委員会の委員選定も含め、自身のマニフェストを具体的に実現させようとしてこの委員会を組織したのか?諮問内容は詳しく委員会に伝えられていたのだろうか?など、疑問を抱かずにはいられませんでした。なにかしっくりいかない気持ちです。
 いずれにしましても、松戸市の借金(1800億円)市立病院への市税投入(約20~24億円/年)を考えると、やはり、多額の費用(借金)で建替えをすべきではなく、なんとか知恵をだして市の財政に見合った建替え案を早急に作るべきと思います。そのためには現地2~5号館の使える建物の利用はしっかりとして、東松戸の建替えを利用して建て替え期間中の減収を抑える案の検討をしていきたいと考えています。そのうえで、自身(議員)の「病院建設特別委員会=公の場」でしっかりと信念を持って意見を述べていきたいと思っています。

 


3月議会において、病院事業予算案に賛成の討論を致しました。
1. 各診療科ごとの収支計算の確立
2. 東松戸病院で開業以来、休床している20床の活用
以上2つの提案をさせて頂き、賛成しました。

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