８月５日市民力で、前日の熊本から唐津市へ移動、そして、唐津の近代図書館へお邪魔して視察を行いました。　（下写真：とにかく立派な図書館！）

この近代図書館は、美術ホールを併設、平成4年に開館しています。
　場所はJR唐津駅前という好立地、建物は鉄筋コンクリート造り４階建て、延べ床面積は４３５０㎡、図書館の中には喫茶コーナーもありました。
　とにかくため息が出るような立派さに驚きました。
これほどの立派な建物ということで気になるのは、事業費です。
（左写真は、図書館内の喫茶コーナー）
いったいいくらかかったのか？質問したところ、「総事業費は２７億２千万円ほど、内、１１．５億円ほどが用地費」とのことでした。
　工事費は約１５億円ということで、計算すれば１㎡あたり３５万円ほどの工事単価、やっぱり、かかるものだと感じました。

　また、「これほどの事業費を使った建物は、平成以降であるのか？」の問いには「ない」との答え。そこで「この図書館建設に反対はなかったのか？」とお聞きしたところ、こちらも特になかったとのことでした。
　「建設当時は、唐津駅前に、なにか市のシンボル的な物を造りたいという気持ちで皆が一致していた」とのお話もしていただきました。

　この話を聞いて、「松戸でも同じように、皆の気持ちが一致して、図書館建設に向いていかないだろうか。」と思いつつ唐津の地をあとにしました。
（左写真：ビジネス支援のための図書も充実！）