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一般質問、総務委員会終了!9月議会いよいよ後半戦へ

 

総務財務常任委員会、終了!補正予算委員会通過!
9日火曜日、一般質問の登壇が、そして昨日、総務財務常任委員会が終了しました。

 昨日の委員会では、補正予算が話し合われ、賛成多数で通過となりました。

 私からして、委員会でのいくつかのポイントがありまして、特に気になったのは土地開発基金からの土地買戻しについてでした。
 さて、土地開発基金とは?ですが、緊急に公共用地を先行取得する場合に備えて積んでいるお金(基金)です。
 今の松戸市は約20億円ほどあります。
 実はこのほかに、土地として約28億円あることになっています。なぜ、基金に土地が?と思われるかもしれません。少し話しますと、まずは基金で土地を買います。その後、その土地の利用が進んだ場合(たとえば、保育所などを建てる)、土地を基金から市が買戻しを本来であれば進めなければなりません。
 そうしないと、基金から現金が減り、本来の基金の目的である緊急的な土地の購入が出来なくなるからです。
 ですので、昨年の12月議会では、「本来、現金でなくてはならない基金が、現金20億円、土地28億円となっているのはおかしい。買戻しを進めると同時に、28億円としている土地の評価額を市民に報告すべきだ」と一般質問の場で話をしました。
 それで今回は、基金の土地2か所を、約8億円強で買い戻し、その分を基金に現金として積むという私の主張通りの議案となりました。
 であれば、大いに喜ぶべきではあるのですが、従来から市は「買い戻しが必要なのはわかっているが、お金がない。だからできない。」としていました。

 しかし、今回はお金の余裕が出来たとして、基金からの土地買戻しとなったわけです。
 ここでよく考えてみると、こうした土地の買戻しが必要なのは基金だけではありません。
 これも私が以前から訴えている土地開発公社の土地もあるわけです。
 どちらも買戻しが必要なのは言うまでもありませんが、どちらから進めるべきか?の考えが私と市とではどうやら違うようです。
 皆様にも考えていただきたいのですが基金の土地は、基金(現金)で購入しています。したがって借金ではありません。
 一方、公社の土地は、市が債務保証をして公社が借金をして購入していますので、公社の土地は市が買い戻すまで利息を払い続けなければなりません。
 では、仮に今回の市のようにお金があったらどっちから買い戻しを進めるべきと考えますかか?
 私は、今でも利息を払い続けている公社の土地から優先すべきではないかと思っています。
 議案の事前説明の時からこの考えを市担当者には伝えていましたが、考えの違いは埋まりませんでした。
 「昨年の公社解散議案を否決してしまった議会の状況を何か考えての事なのか?」と疑いたくもなりますが、今回はそもそも自分の主張どうりのことを市がやろうとしているわけですので、もやもやはありますが賛成をしました。

 基金土地は約28億円と計上されていますが、実際の評価額は約9億円強しかなく、これを市は市民の方には伝えていません。
 なぜ、そんなに目減りをしているのかといえば、それは基金の土地の大部分が、公社で買った土地を基金で買っているからです。

 まだまだ、皆様にお伝えしていかなければならないことが、本当に山ほどあると感じております。