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12月議会終了!2議案に反対をしました。。

昨日、約1か月間続いた12月議会が終了いたしました。

 そして、昨日の最終日、各議案の討論、採決を行いましたが、今回は2議案については反対をいたしました。

 その2議案とはいずれも指定管理(市の施設を民間の事業者に管理してもらう制度)の案件で、1つは北山会館、2つめはサポートセンターでした。

 そのうち、北山会館の指定管理(27年度から30年度までの4年間)議案については、私の健康福祉委員会での審議でしたので、

 昨日の討論も私がしました。

 さて、なぜ反対したかですが、それは、経費削減に対する配点の低さと、不可解な応募資格の追加の主に二つです。

 

これで、松戸市は経費削減を本当に考えているのか?
 

 

今回の提案価格は年約6500万円です。4年間で約2.6億円となっています。

 また、管理の対象となる施設は、松戸市の斎場と北山会館(市民会館)で、過去2回(8年間)はいずれも今回の指定管理候補者である松戸市葬祭業協同組合が指定管理をしています。ですので今回、決まれば3回目の指定管理となります。

 さて、私が反対理由に挙げた指定管理の候補者を審査するために作られた評価表の配点についてですが、今回は評価表は125点満点となっており、その中で、経費削減の項目に対する配点は、なんとわずか5点しかありませんでした。

 あまりにも低いと思い、他の施設の指定管理審査時の評価表を調べてみました。

 すると、やはり低い配点となっているのですが、それでも、だいたい12%くらいの配点となっていました。

 今回の北山会館は125点満点中、5点ですので、配点割合は4%となり、以上に低いことがわかりました。

 委員会質疑において、まず私は指定管理者制度の目的ついて、市に尋ねました。

 答弁は、「民間活力を活用して①市民サービスの向上②経費削減を図る。」とのことでした。

 この2つが目的なのであれば、①と②の配点は、同等であってもいいのではないか?と私は考えます。

 少なくとも、目的の一つである経費削減部分の配点がわずか4%というのは、あまりに低すぎると思います。

 この配点では、新規参入の事業者がいくら提案価格を安くしても、「経験」を考慮した配点が、20~30%も配点されていたら絶対に新規参入は出来ないと思います。

 「本当に市は、この配点で、経費削減をしようと思っているのか?」と疑問に思い、この点を質問しましたが、「指定管理の目的は経費削減だけではないので」との答えでした。

 さて、だれが経費削減だけで候補者を選ぶべきといったのでしょうか?指定管理の目的は2つあると答えとのはだれなのでしょうか?

 こうした答えを防ぐためにわざわざ、指定管理の目的について聞いているのに、あまりにひどい答えではないかと思いました。

 そして、なぜこうした経費削減の項目について低い配点をしているのか?と考えました。

 そして「市はそもそも初めからこの業者に決めたかったのではないか。新規参入は初めからさせる気などないのではないか。」とこんな風に思う人も出てくるのではないかとさえ思います。

 当たり前ですが指定管理料は税金から支払われます。安ければ安いほど、税金は節約できます。

 であれば、なぜ?  これが反対の理由の一つです。

 さて、もう一つの反対理由についてはまた、続きを、、、、