祝!デジタルサイネージ稼働!市初のエリアマネジメント広告!
(松戸駅西口デッキ、デジタルサイネージ)
(松戸駅東口デッキデジタルサイネージ)
1月15日、ようやく松戸駅東西デッキ上のデジタルサイネージ(大型ビジョン)が稼働しました。
かねてから(2年前から)、市に提案していたものなので、「本当にようやくだな」といった感じです。
さて、このデジタルサイネージがどういうものでなんのためのものなのか?ですが、市は広告会社にデッキの場所(法的には道路の扱い)
を貸します。
広告会社は、ここに大型ビジョンを自ら設置、そしてこのビジョンを使って広告主を募集して、広告収入を得る仕組みとなっています。
また、その際、市も市の情報を一定程度流せる契約となっています。
契約金額は、年80万円で契約期間は5年となっていますので、計400万円が市の収入となります。
そして、この収益は、街づくりのために地元に還元される仕組みとなっています。
松戸駅の東西デッキは道路の扱いなので、本来、広告板や広告用のサイネージなどは設置できません。
しかし、規制緩和の流れの一環として、地元の街づくりという目的である場合に限り、社会実験として道路上に広告を付けられることが特別に許されることになってきました。
こうした目的で行われる広告事業はエリアマネジメント広告事業と呼ばれ、それほどまだ数は多くありませんが、全国的にも行われるようになってきました。
そこで、2年前に一般質問の場で、市にエリアマネジメント広告事業を紹介、そのうえで、今回行われた松戸駅東西デッキ上でのデジタルサイネージ事業の提案を行いました。
その提案が、ようやく実現したわけです。
これまで、商店会や町会などでは、費用のかかる新規事業を行う際には、市などの補助金をあてにしていることが多かったのではと思います。
しかし、このエリアマネジメント広告の事業は、自分たちの街を良くするために、その財源を自分たちで得られる可能性のあるものです。
今回は、市主導で事業が行われましたが、今後は各市内商店会や自治会が、道路など公の空間を使って広告事業を展開、そして、収益を得て、それを財源に地元のイベントなど地域活性化のために使っていくようになれば良いと考えています。
補助金頼みからの脱却が出来るようになるかもしれません。
さてさて、時間はかかりましたが、何とか松戸駅では出来るようになりました。
今後はこのエリアマネジメント広告事業を他の駅でもできるように働きかけを行っていきたいと思います。
まずは私の地元である北松戸駅で、ロータリー(法的には道路)上に広告を設置できないか動いてみたいと思います。
我が商店会(北松戸商店会)も「自主財源の確保=補助金頼みからの脱却」を目指していきたいと思っています。