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一般質問終了!報告します。

昨日11日、無事に一般質問を終えました。
 傍聴に来てくださった皆様、ありがとうございました。
 さて、その質問の内容ですが、大きく3つの質問をさせていただきました。
 その中で、メインの質問、ふるさと納税についてからまず、報告させていただきたいと思います。
 ふるさと納税、この言葉は皆様ご存知でしょう。
 最近、マスコミ等で多く取り上げられているかと思います。
 ふるさとまたは応援したい自治体に対して、寄付を行うもので、寄付した自治体(全部ではありません)からは、お礼の品が届くというものです。
 最近では、その返礼品の豪華さにスポットが当てられ、こぞってマスコミ報道されています。
 おおよそ、寄付額の半額程度の返礼品を送ることが多いようです。
 その地方ならではの特産品(肉、魚、果物、お酒など)に加え、買物券や、地方の施設の一日所長体験券などなど、中には、「土地」を送る自治体など出てきて話題となりました。
 また、返礼品に品物を送るということだけでなく、雪の多い地方では「雪下ろし券」などサービスの返礼品も誕生し、田舎に住む両親のためにその故郷に寄付をするケースなどあり、各自治体が本当に工夫を凝らし「寄付」の獲得に躍起になっているようです。
 こうしたことで、全国でふるさと納税は返礼品が話題となり、また、寄付額から2000円を引いた額が税額控除になる(つまり、実質2000円で返礼品をもらえるということ)メリットの大きく二つの理由でその額を急速に増やしています。
 2008年のスタート年度は約65億円、2013年度には約141億円と倍以上の伸びとなっています。
 ふるさと納税制度は地方格差や過疎などにより税金収入の減少に苦しむ途方自治体に対して、都市に住み人からお金が流れる仕組みにより、その格差を是正する目的で創設されました。
 地方では、返礼品の送付により、特産品のPR,地場産業の活性化、また、自身の街に関心を持ってもらうことで、実際に来てもらうなどして地域の活性化が促進するなど、単に寄付による税収アップだけでない副次的な効果も生まれているようです。
ふるさと納税、松戸市の対応は?  さて、それでは我が松戸市の対応はどのようになっているのでしょうか?
 現在の松戸市のふるさと納税(寄付)に対する対応は、通常は、寄付したいと思う人が、市のホームページにアクセスし、申請書をダウンロード、その申請書を書いて現金を添えて市役所に持参して手続きを行っています。
 他の自治体の多くが行っているような、返礼品の送付は無し、クレジット決済も不可となっています。
 他の自治体が返礼品などに工夫を凝らし、寄付獲得に躍起になっているのに、本当にこれで松戸市への寄付が増えるのでしょうか?街のPRになっているのでしょうか? 正直申し上げて、これで松戸へのふるさと納税が増えるとは思えません。
 今回は、松戸市として、ふるさと納税にどのように対応すべきか、自分なりの考えをぶつけ、それに対する市の答えを聞くのが今回の質問の目的でした。
ふるさと納税、松戸にとっては大きな打撃が!
 それと、いいことづくめに見えるこのふるさと納税、実は松戸市にとっては大変に大きな負の影響を与えるものとなっています。
 さてさて、その負の影響とは?  長くなりますので次回の報告とさせていただきます。 つづく、、、、、